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ミニアルバム『成年の死生観』発売を記念して以下の方々からコメントを頂きました!


あたそ (ブス)

新井凌 (PENs+)

五十嵐柊平 (リディキュラスラビッシュ)

石井こぼ (減色シアター)

稲村太佑 (アルカラ)

岩瀬賢明(とけた電球)

えんま (mock heroic)

大内雷電(夏の魔物 / 科楽特奏隊 / (M)otocompo / ex.大森靖子&THEピンクトカレフ / 太平洋不知火楽団)

太田美音 (ayutthaya / マイクロコズム)

大畑カズキ(NOWEATHER)

小倉直也 (Qomolangma Tomato / MASS OF THE FERMENTING DREGS)

北澤ゆうほ (the peggies)

木挽祐次 (the quiet room)

komaki

佐野和樹 (Photographer)

塩塚モエカ (羊文学)

篠塚将行 (それでも世界が続くなら)

Steven Tanaka (麻酔科医とNext Music from Tokyoカナダツアーの主催者)

高井息吹

ターキー (la la larks)

タグチハナ

takuto (about tess)

タチバナロン (或る感覚)

たりお (TARIO WORKS)

短パン (URBANフェチ)

ツボイ アツシ (GEEKSTREEKS / lovetag for basement)

中村コロスケ (SEIZE THE DAY)

中山卓哉 (グッバイフジヤマ)

二本柳亮 (アマリリス)

ぬましょう (Manhole New World)

原昌和 (the band apart)

樋口 (NENGU)

星野”ジュリエッタ”純一 (立川BABEL店長/tdbrs)

雅景 (ARCHAIC RAG STORE)

マザー・ヤナギ(虎の子ラミー)

瑞葵  (イツエ / UNIDOTS)

水口 浩志 (Beat Happening!)

宮腰侑子 (指先ノハク)

森彩乃 (Qaijff)

ゆきみ(あいくれ)

Yuta Hoshi (WOZNIAK / DALLJUB STEP CLUB / OUTATBERO)

吉田大祐 (イツエ / lovetag for basement)

リン (COMezik)


あたそ (ブス)

 

死生観なんて考えるな!バカ!生きろ!と言いたくなるポップでクセになるサウンドに、毒のあるボーカル。午前3時だろうが退屈してる暇なんてない!


新井凌 (PENs+)

 

すごいです。

こんなに可愛い女の子たち+可愛いBOYがこんな音楽やっちゃうの、すごいです。

 

やっぱり人と違うことをやってこそ、バンドである意味があると思います。

 

それに関して、もう心配はいらないですね。

 

すごい変です。

こんなに"良い変"はなかなかないです。

 

日本の音楽シーンをどんどん面白くして下さい!

 

めっちゃ好きです。


五十嵐柊平 (リディキュラスラビッシュ)

 

とても言葉の強い作品。正直、無知な私には到底理解しきれず、何が彼女らにこう歌わせてるのかと考えれば余計にムズムズする。それでも頭のどこかで想ってしまうのは、それが彼女らの人間そのものの魅力なのだろう。これでは今夜も、午前3時ま退屈しそうにない。


石井こぼ (減色シアター)

 

他人に認められる個性って

人より変なことをすることでもなく

人より目立つことをすることでもなく

昔から同じことを繰り返しやり続けて

初めて個性って認められると思うのだけど

こんなにも歴史の浅い彼女たちが

どうしてこんなにも

自分達らしく個性大爆発できるのか

僕には理解できません!!

最高に可愛くて最高に気持ち悪い

「らしい」作品だと思います。


稲村太佑 (アルカラ)

 

ヤバイのきた。サイケデリックでトガりにトガりまくっててウネリにウネリまくりやな!で、それでいてそれがすごくストレートなのがいい。ヤバイのきた。


岩瀬賢明(とけた電球)

 

このアルバムを聴いて午前3時と退屈のイメージがガラッと変わりました。前よりポップで踊れて、より毒々しい午前3時と退屈に退屈する日はきっと来ないんだろうなと思えるアルバムです。


えんま (mock heroic)

 

ミニアルバム発売おめでとう!

午前3時と退屈の不穏な雰囲気というかこれ合ってんの?みたいな所が好きです。自分の中にはない世界観持ってるバンドでダントツで好きかもしんない。1曲目の「東京ドリーム」聴いた時にあざといなー!(笑)心持ってかれるー(笑)なんてニヤニヤしながら聴いてました。作詞作曲の名前見て驚いたのはGt.ほしわたりが書いてるとこかな。曲も詞も話してる時とまったく表情違うじゃん!(俺と話してる時は目合ってるけど合ってないような目してたし)なんて思いました。あにそにんの歌がすんごい良くなってて日本人として歌ってる感じがちゃんと出てる。歌謡だと思う。全曲言葉もフレーズも残る曲ばっかだからぜひCD買って聴いてほしいな。   執着、シニカル、前倣え〜って感じでヨロシクっす。


大内雷電 (夏の魔物 / 科楽特奏隊 / (M)otocompo / ex.大森靖子&THEピンクトカレフ / 太平洋不知火楽団)

 

不思議な一枚に出会った。それは不思議なバンドであり、さらに言うなら不思議な音楽だ。その「不思議」というのは奇をてらっているとか、突飛であるとか…といったstrangeな意味ではなく、marvelous、mysteriousの意を指す。1トラック目「東京ドリームランド」を再生しこの世界にいざなわれた私は、2トラック、3トラック…と進むうちに、踏み込んだその地がただの“夢の国”ではなかったことを知らされる。ただ、それはなんだかとてもドキドキして、この先にまだまだ広がっているであろう実景の続きが見たくなる、そういった類の「発見」だった。そこで私が目にしたのは、あえて単純ではない美しさ…たとえばビル群の谷間に射し込んだ光線のような、深い山中に立ち尽くす燻んだ鉄塔のような。その“調和”について説明はできなくとも、心が魅せられて、取り込まれてしまうのだからそれでいい。「成年の死生観」。そんな不思議な一枚に出会った。


太田美音 (ayutthaya / マイクロコズム)

 

そうきたかポップ!!!

可能性しか感じない!!!


大畑カズキ(NOWEATHER)

 

死んでしまいたい、なんて一度は誰しも思うことだと思います。

成年になりたての僕の経験則でしかないですけど。

まさにアルバムのタイトル通りなアルバムだと思いました。

狂っていない狂気、誰もが持っている狂気を正直に吐いている。

生存欲がもっともの狂気なのかと思わせてくれて、聴き終えたころにはどこか許された気持ちになる。

曲順順番通り聴いてみてください。

狂えないのではなくて、もう狂っているのだ。

生きてやるよ。そんな一枚です。


小倉直也 (Qomolangma Tomato / MASS OF THE FERMENTING DREGS)

 

新譜聴かせてくれてありがとう。カナダで出会った、めちゃくちゃあどけない午前3時と退屈のメンバーが、バチバチな作品を作ってリリースすることがとても嬉しいし、色んな人に届くと良いなと思いました。とりあえず、ほしわたり君、早く成人になって、酒場で語らおう。


北澤ゆうほ(the peggies)

 

とにかくびっくりしました。

すごく自由に音楽を楽しんで、その結果出る音全てが"らしさ"になってる!

間違いなくオンリーワン。

 

やってる音楽は相変わらずエグすぎなんだけど、何故だかとても、曲がスッと入ってきました。

多分それは彼女たちが(男子1名いますが)何年もかけて、「やりたい音楽」という理想を今「自分たちの音楽」っていう現実にしたからだと思います。

 

一気に二段も三段も上に登った気がするし、それを本人たちも分かってる気がする。

すごく堂々としててかっこいいよ。

 

彼女たちは奇をてらってなんかいないし、何も狙ってない。

嘘のない純粋な個性が爆発した結果がこの一枚に詰まってるんじゃないかな。

 

最後に。

午前三時と退屈、音源だけじゃなくライブもバキバキにキメてますが

普段会うと本当に可愛らしい女子メンバーの事がわたしは個人的にめちゃくちゃ好きです。

 

必聴!この一枚は必ずびびる


木挽祐次 (the quiet room)

 

午前3時と退屈というバンドのどんどん成長していく才能に嫉妬してます。

今回の「成年の死生観」という作品は良い意味でこれでもかってくらい捻くれてるし、どこまでも振り切れてる。

僕は6曲目の『拝辞』という曲が好きです。


komaki

 

「成年の死生観」は〝初期衝動〟と〝経験と技術〟が嫌味なく絶妙なバランスで成り立っているうえに、〝古き良き〟と〝今っぽさ〟がどういう訳か共存してしまってるし、曲調もバリエーションに富んでで、お腹いっぱいなのに、もう一杯いけちゃう感覚になるしで、なんかもう「とりあえずすごい」。

 

アルバムを聴き終わったときには「なんか気になるなぁこのバンド」から「〝今〟の午前3時と退屈を見ないと絶対後悔するぞ、、」って思わされる。

 

僕にとって「成年の死生観」はそんな作品。

 

よし。ライブに行こう。


佐野和樹 (Photographer)

 

初めて彼女達の作品を聴いたあの時から、もう随分と印象が変わった。

それは若くして多数の経験を積んできたからこその結果。

今作「成年の死生観」の中から「拝辞」という曲を聴いて、何度も歌詞を読み、リピートで再生をした。

成人前後の子たちが、そう簡単に書ける曲じゃない。

 

カメラマンとして撮影させてもらい、半年後に会うときには全く顔が違った。

 

それだけ、成長が早いという事。

それだけ、これからまた変わっていく姿が楽しみという事。

 

若さの持つ速度は、これから先に生まれてくる楽曲たちをさらに期待させてくれています。

日本酒味のキットカット、ごちそうさまでした◎


塩塚モエカ (羊文学)

 

陽気に見せかけて、平然と生きていた毎日を握りつぶすような力を持つ曲たちは、狂ったピエロみたい、終始釘付けです。彼女たちの新しい魅力をたくさん発見できる一枚。


篠塚将行 (それでも世界が続くなら)

 

びっくりした。


Steven Tanaka (麻酔科医とNext Music from Tokyoカナダツアーの主催者)

 

3時の音楽はライブで見るのが絶好 。たかのしまのペダルボードだけ見ると吃驚します。然しこのCDはライブ演奏の強さを完璧に取り込んでいます。曲の多様性が半端ない。全ての感情と色んな雰囲気。ジャンルはポップでも少しプログレ偶にシューゲイズ突然ハードコアとかっこいい音楽のスタイル全部載せ(パクチー抜き)。ドラムについてりいちゃんの創造力は巧妙と本当に目覚しい。あにそにんの美しいボーカルは情緒で溢れそして鍵盤の技術も印象深い。 ほしくんは直に 筋骨隆々では無いけどCDお披露目にギターに力をぐっと入れています。ベストトラックは「拝辞」。永遠の美と勢力。この名作曲をライブで見ると絶対泣くから俺の顔を見ないで。笑

「成年の死生観」を聞いて曲を覚えて3時のライブを見に行ってください。

たかのしまの愛敬と最高な舞台度胸を見舞われると恋におちる。そしてまじで世界一の面白いペダルボードをチェックしてください。

 

Canada loves 午前3時と退屈!!!


高井息吹

 

触れるたびに物凄い進化を遂げている午前3時と退屈。

持ち前のダークネスな世界観とポップネスが融合して、更に魅力が増しているように感じました。

改めてその存在を見せつけられるアルバムです。


ターキー (la la larks)

 

今の時代に足りない音楽がここにあった。決して器用ではないけど、真っ直ぐ心の中に沁み渡る世界観。ただ、嫉妬。ヤバいバンド出てきちゃった。早くなんとかしないと(笑)


タグチハナ

 

ハロウィンとクリスマスとお正月と夏祭りが一度に来ることがワンダーランドの出来事だとしたら、午前3時と退屈はそれらと寄り添って憂いや痛みを叫ぶサブスティテュートの妖精みたいだなと思う。

わくわくするような悲しみはないようにまたそれも架空なのではないかと錯覚するけれど、確実に妖精たちは誰かの心をすくっていて、目に見えるものだけを信じないように、と教えてくれてる。

 

泣いたり笑ったり怒ったりすることがすごく愛おしくて、裏切られても信じて、そうして僕はまだ生きてく、快楽と憎悪と狂乱の間に立って笑っていく。このミニアルバムは希望が、少し捻くれ歪んだ真っ直ぐさで詰め込まれてる。ヘッドフォンの中で私たちは男でも女でもなく、大人でも子供でもなく、黒人でも白人でもなく、現実でも空想でもない夢を見ているのかなと思う。


takuto (about tess)

 

午前3時と退屈の新譜を聴かせて頂きました。

 

ライブを何度も観た事があったので自分なりの想像を持って聴き始めたのですが…

 

本当に良い意味で裏切られました!

今までに存在するポップスの足もとをすくうような爽快感が気持ち良くて繰り返し聴いてしまいました。

 

これからのシーンを引っ掻き回してくれると思います。

 

楽しみ!


タチバナロン (或る感覚)

 

午前3時には聞きたくないアルバムですがあなたの退屈をしのげるかもしれません


たりお (TARIO WORKS)

 

日常系の4コマ漫画に出てきそうな4人から生まれる非日常的な音楽に圧倒される。聴けばわかるし、聴かなければわからない。言葉にできない感情が奥底から湧いてくる曲たちが平行して押し寄せてくる、そんな1枚。


短パン (URBANフェチ)

 

良い意味で若さが感じられない、ずっしりとした貫禄のある曲たち。だけど生き生き感もあって、キラキラしたりどろどろしたり、気付いたら一曲ごとになんどもリピートしたくなる。この一枚でセットリストとか考えたらすんごい面白そう…やってみよっと。


ツボイ アツシ (GEEKSTREEKS / lovetag for basement)

 

音楽は人間の脳から作り出され、体現されるものです。ですが音楽から人間臭さを感じることは非常に少ないと思います。

はっきり言えるのです。このCDを再生している間は『午前3時と退屈』という一人の人間と接しているような感覚でした。

 

あちらこちら、様々な方向から突っついてくる。笑ったり泣いたり怒ったり。うるせぇし、落ちつきがねぇ。あまりにもウチのスピーカーでガヤガヤ騒ぐもんで、聴き終わったあとにこっちが寂しくなっちまって。

だからまた会いてぇな、ってなってついつい再生しちまう。そしたらまた騒ぎ出すんだ。喚き散らすんだ。するとおかしなことに、それが段々と心地良くなってくるんだ。

 

とても愛おしい一枚、否、一人の人間です。

午前3時と退屈【成年の死生観】

割といいヤツですよ。


中村コロスケ (SEIZE THE DAY)

 

このバンドの魅力を文章で的確に表せることができる才能が私にあったら、きっと文豪として名を馳せていたと思う!それくらいに表情豊かで魅力の溢れるバンド!!

”午前3時と退屈”はきっとあなたの”退屈”を奪ってくれることでしょう!!!


中山卓哉 (グッバイフジヤマ)

 

午前3時と退屈、関わりはほとんどなく、僕はこの人たちの事をほとんど知らないのだけれど音楽を聴かせて頂いて、共に退屈を謳っているモノとして親近感を感じた。どうしようもない夜には再生ボタンひとつで一緒にとんで遊んでくれる気がするよ。


二本柳亮 (アマリリス)

 

変わりゆく勇気。これを持っている人間はいつだって強い。

ポップになった。なんて言えば簡単かもしれない。

けれど、もっと深いところで午前3時と退屈は今確かに変わろうとしていて、新譜「成年の死生観」からはその勢いを確かに感じた。

 

愛おしい仲間の最新作は最高です。正直なところ悔しいくらい良かった。仲間として、友達として、ファンとして、このアルバムが広まることを祈ってます。


ぬましょう (Manhole New World)

 

午前3時と退屈ちゃん達はたぶん2年くらい前に個人的に対バンしてその時から良い世界観だなって思ってたんだけどこんなに成長してたとはね!

このアルバム何回も聴かせてもらったんだけど俺的に19才とアルコールが素晴らしかった。

あとドラムちゃんのパーカッションの使い方も大人になってておじさんは感心しましたよ。


原昌和 (the band apart)

 

現代のナゴムみたい!どこか懐かしい響きの音楽っすねー!

良い意味でたどたどしいスリリングな感じが、宅録した曲をカセットに入れてウォークマンで聞きながら登校してる様なワクワク感あるっす!


樋口 (NENGU)

 

縁あってカナダツアーへ一緒に行って以来、仲良くさせてもらっています。

成年を迎える事になる彼らと、ミニアルバム『成年の死生観』の発売を心より祝福しております!


星野”ジュリエッタ”純一 (立川BABEL店長/tdbrs)

 

回りくどいようだけどよく聞くと、どストレートなメッセージのある歌。

ユーモアがある反面、シリアスでドキドキする個性を持っているのが素晴らしい。

でも、一番いいのは午前3時と退屈らしい毒がある。

毒がある物って癖になっちゃうけど、この子達は昔からそんな感じ。


雅景 (ARCHAIC RAG STORE)

 

本作が出来るまでの間、メンバーの脱退、新しいギタリスト加入直後の海外ツアー等、様々な苦難があったにも関わらずこのクオリティのアルバムを作り上げた事実。

完全に一つステージの違う彼女達を魅せてくれました。まさに覚醒している!

 

僕のお気に入りは、アルバムのラストを飾る「拝辞」。

難解な曲構成の多い彼女達の曲の中で、ひときわ輝く渾身のバラード。これからの季節を感じさせる音。

 

彼女達のような、楽曲から季節の感じられるバンドって最近は少ないと思います。季節感のある音楽こそ、日常の生活の中で聴きたくなるんじゃないかなと。

今作は、まさにこれからの冬にぴったりなCDだと思います。是非。


マザー・ヤナギ(虎の子ラミー)

 

『綺麗な花にはトゲがある』とはよく言ったものだ。美しい見た目と甘い蜜の匂いに吸い込まれるようにして触れたならばその瞬間グサリと刺さる何かがある。そんな衝撃的なミニアルバムがこれだ。ゆっくりと成人へと成長した彼女らはどのような死生観を展開させていくのか。全く退屈などさせない全6曲。あなたは触れてみる勇気ありますか?


瑞葵  (イツエ / UNIDOTS)

 

それは、隠し持った幼い衝動。それはいつか、一線を越えてしまうような危うさ。また踊る、踊り続けて桃源郷、東京へ行こう。


水口 浩志 (Beat Happening!)

 

【午前3時と退屈への祝福コメント】

 

午前3時と退屈。僕、大好きなんです。

 

凄く素直な子達が鳴らす音がなぜこんなにオルタナティブなのか!

出会った時から感じ得ているその衝動は依然とどまる事を知らない。

ただただ、こんな面白い音楽を作り出す4人のファンなのである。

 

純粋に音楽が大好きで堪らない4人の愛に満ち溢れたミニアルバム。

ここにはROCKやPOP。浪漫や叫びまでもがギュっと内包されている。

4人の鳴らす新しい音、がいよいよ旅立つ事に喜びを感じます。おめでたい!

 

午前3時と退屈ってこういう事。さて、もう一度再生ボタンを押すとする。


宮腰侑子 (指先ノハク)

 

彼女達のこの奇妙な感じはいったいどうしたことなんだろう。ポップなのにメロディとハーモニーが怪奇で独特な響きで、これはわたしの中で妖怪系なんです。トリッキーで複雑な楽曲に惹き込まれたら『19歳とアルコール』できゅんとして、『拝辞』でど真ん中に突き落とされます。

リリースおめでとう!かわいい♡


森彩乃 (Qaijff)

 

予測不能な彼女たち。曲が進むにつれ、次はどうくるのか…!?トラックが進むにつれ、次は何が飛び出すのか…!?わくわくさせてくれる、気になる、おもしろい、かっこいい、かわいい、イケてる…いろんな要素がつまった1枚。これからも目が離せないなあ。


ゆきみ(あいくれ)

 

全曲名曲。個性と才能がこれでもかというほどに染み込んでいて愛おしい。例えばこの音楽たちが世界に拒まれるようなことがあれば、わたしはその世界を信じられなくなってしまうだろう…と思える程、良い。


Yuta Hoshi (WOZNIAK / DALLJUB STEP CLUB / OUTATBERO)

 

ファンタジー小説を音楽にしたような感覚。

 

世界観強めですが聴き手を選ぶ音楽になってしまう一歩手前でキャッチーに落とし込むセンスを随所に感じちゃいます。

全ては途中。きっとまだまだ進化する。日々アップデートを続けるイケてるヤングに注目です!


吉田大祐 (イツエ / lovetag for basement)

 

彼女らの音楽にはいつも驚かされる。今回のは特にそう。なんだかミュージカルみてるみたいな、そんな感覚に陥った。

学生時代にこの作品に出会ってたら人生変わってたかも。CD聴いてドキドキしたの久しぶりだなあ。

POPと言う名の新たな武器を手にした午前3時と退屈のグッドミュージック、ご堪能アレ!


リン (COMezik)

 

午前3時と退屈『成年の死生観』に関して、自分なりの見解を

 

輝かしい都会に夢を見る、うぶな衝動から始まるこのアルバムが描くストーリー。

そのじつ、矛盾の中で削がれて搾取されて歪められて、何度となく心を消して殺して。

途絶えてしまいそうになりながらも、そこで息をして、生きることを踏みしめて、確かにしていく。

そんな景色が見えてくる。

 

あにそにんが叙情的にうたいあげるのは、物理的な生死、ではなくて、魂の生死。

これを聴く自分自身の奥底にあるアイデンティティを「生かしているか」と問われるような感覚さえある。

 

そんな「成年の死生観」が、異なる個性をもつ楽曲たちの繫がりから描き出されている。

彼女たちの表現力と好奇心の行く先に、より深く触れたくなる、組曲のような一枚だと思いました。

ぜひド頭から終わりまで、途切らせずに聴いてほしい。